
2019年6月28日 日本医療伝道会の第8代理事長をお引き受けすることとなりました。2019年8月1日に創立72周年を迎えた、歴史ある衣笠病院グループの理事長として大変光栄なことと思っておりますが、責任の重さを感じ身の引き締まる思いです。
1947年に日本キリスト教団衣笠病院として80の病床、医師4名を含む35名の職員で始められた小さな病院も、14の診療科・20床のホスピスを持つ251床の病院、120床の特別養護老人ホーム、50床の介護老人保健施設、訪問看護・居宅介護支援を行うケアセンター、在宅クリニック、健康管理センターを併設し、職員総数760名の衣笠病院グループに発展することができました。これもひとえに地域の皆様、関係諸団体、多くのボランティアの方々の支えによるものと感謝いたしております。
私の恩師阿部正和先生はカナダの内科医 ウイリアム・オスラーの「患者さんの言うことに良く耳を傾けなさい。そうすれば患者さんがあなたに診断を語ってくれる」という名言と患者さんには、自分の家族だと思って接するようにと教えてくださいました。全ての職員が衣笠病院グループの施設を利用される方に接する際に心がけてほしいと思っております。
理事長就任にあたり今後も地域の方々のための衣笠病院グループでありたいと考えております。皆さまがたのさらなる御支援、御鞭撻をお願いいたします。
社会福祉法人 日本医療伝道会
理 事 長 南 信 明