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働く先輩たちの声

リハビリの先輩


Interview 01

衣笠病院ろうけん

理学療法士

良い意味で「理学療法士という職業」に
こだわらなくなりました

衣笠病院グループを選んだ理由を教えてください

就職先選びにはかなり悩んだのですが、最終的には、地域住民の方から長年信頼されているグループである点と、医療と介護を同じ法人内で完結できるという点に、他にはない魅力を感じました。新卒で入職し、最初の6年間は病院に配属。1年半ほど前から現在の介護老人保険施設(老健)に異動となりました。

仕事内容について教えてください

利用者さんのリハビリ対応が主な仕事です。多い日には1日15名くらいの利用者さんを担当していますので、ぜひもっと多くの理学療法士さんに来てもらいたいですね(笑)。老健では病院と違い、利用者さんの生活環境まで考える必要がありますので、単なるリハビリだけでなく、お部屋に手すりを付けたり、クッションを用意したりといったことまで幅広く取り組んでいます。

職場の雰囲気はどうですか?

みんな仲が良くて、互いに助け合いながら仕事ができている印象です。どうしても忙しくなってしまう日もありますが、そんな時は誰かしら「私がカバーするからね」と声を上げてくれます。また、看護や介護部門のスタッフも同じフロアで仕事をしているので、職種を超えてつねにサポートし合える環境が良いですね。休みに関してもかなり取りやすいので、プライベートで急な用事があっても安心できると思います。

やりがいや喜びは何ですか?

最近だと通所で来られた方のリハビリを担当した時ですね。お話を伺うと「家の前に階段があって、出掛けるたびに苦労する」とのことでした。そこで「階段の上り下りをする時にこうしてみてはどうですか?」とアドバイスさせていただいたんです。すると「すごく良かった。いろいろ教えてくれてありがとう」って。その言葉を聞いてすごくうれしくなりましたね。病院では「治す」ことに重点が置かれますが、老健では「ご自身でケアする力のお手伝い」という面が重視されますので、そこに上手くフィットできたと思いました。

「仕事をする上で大切にしていること」を教えてください

「いかにその人を大事にできるか?」を大切にしています。利用者さん一人ひとり、年齢、性格、生活背景などが異なりますので、オーダーメイド的な寄り添い方というのが大事になってくると思うんです。そういった部分に細かく配慮していくことが、老健で働く理学療法士に必要な姿勢だと感じています。

将来の夢はありますか?

老健で働き始めたことで、良い意味で「理学療法士という職業にこだわらなくても良いのでは?」と考えるようになりました。つまり「理学療法士だからこれをやる」ではなく、目の前で困っている方がいれば「できることは何でもしてあげたい」という意識に変わってきました。もっと広い視野で、地域の生活だったり一人ひとりの生活に携わっていけるような、そんな貢献ができたらと考えています。そのための第一歩として、現在、健康運動指導士の資格取得にチャレンジしています!

最後に就職を希望される方へのメッセージをお願いします

老健で働く理学療法士のイメージというのは、ひょっとしたら思っていたセラピスト像とは異なるかも知れません。しかし、医療の現場にしろ、介護の現場にしろ、経験値としてマイナスになることはありません。生活の場を知ることで、医療の現場でも役に立つこともたくさんありますし、その反対もしかりです。前述した通り、当グループは医療も介護もありますので、希望すればそのどちらも経験することできます。これが当グループを選ぶメリットのひとつではないでしょうか。