介護支援専門員

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衣笠病院ケアセンター

介護支援専門員

介護支援専門員（ケアマネージャー）はとってもとっても素敵な職業

衣笠病院グループを選んだ理由を教えてください

長年、介護の世界に身を投じてきた中で「もっと利用者さんの“思い”を汲み取りたい」と感じ、16年ほど前に介護支援専門員（ケアマネージャー）の資格を取得しました。ただ、なかなかその資格を活かす機会に恵まれなかったんですよね。そんな折、在宅の利用者さんの支援に熱心に取り組む当グループの存在を知り、入職を希望しました。最初は介護福祉士として「衣笠ろうけん」で働かせていただき、その後、キャリアチャレンジ制度を活用して、念願だったケアマネージャーの仕事につくことができました。

仕事内容について教えてください

在宅で生活する方とマンツーマンで相談に応じ、在宅での生活を支援していくことが主な仕事です。そして、デイサービスなどの介護サービスを利用するにあたっての利用調整や関係者間の連絡を行っています。加えて「介護サービスが適正に行われているか？」「困りごとや課題などはないか？」といった確認なども、月に一度、実際に利用者さんと面談しながら行っていきます。

やりがいや喜びは何ですか？

利用者さんのほとんどは高齢者なのですが、高齢者の方って「実はこうしてほしい」という思いがあっても、ガマンして押さえ込んでしまうケースが少なくないんです。介護支援専門員の仕事は、そんな方々の塞ぎ込んだ気持ちを汲み取り寄り添うことで、本音を引き出していくことが重要なんです。会話を重ねる中で“心を開いた瞬間”を見逃さず、しっかりキャッチできるかどうか、ですね。とは言え、実際はとても難しく、私もまだまだ力不足なのですが、少しでも「心のうちを聞かせていただけた」という手応えを感じると、この仕事にやりがいと自信を感じることができます。そして、そのことで利用者さんが「もう一度、がんばってみようと思う」といったポジティブな気持ちまで引き出せるきっかけにつながるんです。

将来の夢はありますか？

介護支援専門員として5年実務を経験すると、上位資格である「主任介護支援専門員（主任ケアマネージャー）」の受験資格が得られます。まずはその取得にチャレンジしたいと思っています。あと、社会福祉士の資格も狙っていますね。

最後に就職を希望される方へのメッセージをお願いします

介護支援専門員は、絶滅危惧種と言われています。「大変な仕事」というネガティブなイメージがあって、資格は持っていても、実際に働く人はとても少ないのが現状です。私もよく周囲から「介護支援専門員？大変じゃない？」と心配されますからね。でも、個人的には「こんなに楽しい仕事はない！」と心から思っています。利用者さんにとことん寄り添える、そして、希望を叶えてあげられる。介護支援専門員は、実はとってもとっても素敵な職業なんですよ。