常勤医
Message 01
衣笠病院
診療部長(内科主任医長)
総合診療医としてのセカンドキャリアを応援しています
衣笠病院グループを選んだ理由を教えてください
医師になって26年目を数えますが、その内の20年間は東京の大学病院(血液内科)に従事していました。衣笠病院に移ったのは今から5年前。「内科の総合診療医を目指したい」「地元・横須賀に恩返しがしたい」という思いから、セカンドキャリアとして、より濃密な地域医療に貢献できるフィールドを選びました。医療業界においてもワークライフバランスや働き方改革といった言葉が強く叫ばれる昨今ですので、時代の流れにも添った選択だったのではと自負しています。
衣笠病院の特徴について教えてください
第一に、非常にアットホームな雰囲気がありますね。キリスト教系の病院ですので「隣人愛」や「人間愛」の精神が深く根付いており、職員の誰もがやさしく、穏やかで、他職種の連携が見事に実現されています。これまでさまざまな医療現場を見てきましたが、ここまで雰囲気の良い病院はなかなかありません。また、これは医療とは関係ないことですが、自然豊かな立地で、空気がおいしく、山も海もあって、都心からのアクセスが良いという点もアピールポイントです。
やりがいや喜びは何ですか?
長年、血液内科医として働いてきましたが、現在は、生活習慣病をはじめとする幅広い内科診療を学ばせていただき、内科医としての守備範囲が広がっているのを実感できています。今後も一層スキルアップに励み、信頼される内科医として地域医療を支えていきたいですね。もうひとつ、これはかなり個人的なやりがいになってしまうのですが、ご承知の通り、横須賀にはアメリカ海軍の基地がありますよね。私は毎朝8時くらいに出勤するのですが、ちょうどその時間になると基地からアメリカ国歌が流れてきて、その後に「君が代」が流れるんです。その厳粛な空気感がすごく好きで、「よし、今日もがんばろう!」と背筋が伸びるとともに、心がスッと癒されていく感じがします。
衣笠病院独自の「総合診療セカンドキャリアプログラム」について教えてください
総合診療セカンドキャリアプログラムは「セカンドキャリアとして総合診療医を目指したい」という医師のために立ち上げた新しいキャリアプログラムです。大学病院や総合病院の専門医として長年キャリアを重ねてきた医師が対象で、2年間のプログラムを通じて、プライマリーケアやプライマリー救急、訪問診療などの分野を学ぶことができます。また、日本プライマリ・ケア連合学会認定医の資格取得サポートも組み込まれています。第二のキャリアを歩み始めるためのさまざまなニーズに対応した内容となっておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせいただけたら幸いです。
将来の夢はありますか?
超高齢社会を迎えた日本において「コミュニティホスピタル」という概念は、今後ますます需要が高まってくると感じています。つまり、病気だけを診る医療ではなく、地域の患者さんの人生や生活を診る「治し、支える医療」ですね。横須賀という地域も多分に漏れず、少子高齢化や人口減少といった課題に直面していますが、そのような状況の中でも、この衣笠病院が、ある意味で地域を牽引し、地域住民の方々の暮らしと医療をしっかりと支える存在になっていきたいと思っています。
最後に就職を希望される方へのメッセージをお願いします
現状では、私と同じように、セカンドキャリアとして当院への入職を希望される医師が多いのですが、もちろん若手の医師も大歓迎です! 一度でも私たちの職場を見学をしていただければ、きっと“心揺らぐポイント”を発見していただけると思います。この横須賀の地で、私たちと一緒に地域を支え、信頼される医療を提供していきましょう!
Message 02
衣笠病院
内科医師(女性医師)
子どもと過ごす時間と仕事をする時間は車の両輪の如く、生きる原動力です
衣笠病院グループを選んだ理由を教えてください
衣笠病院に初めて来たのは、今から19年ほど前になります。子どもが生後半年、衣笠病院を選んだのは内科認定医を取得するために教育関連病院で働く必要があったからです。当時の私は、子育てと仕事の両立に悩む多くの女性のうちの一人でした。
仕事を続けることができたのは何故でしょうか
ここまで長く勤務できたのは、子どもの時代に応じてフレキシブルに勤務形態を変えられる職場環境にあったのではないかと思います。子どもの成長、家族の環境、ライフワークに応じて、非常勤→常勤→退職、非常勤→常勤と勤務形態は変化しています。
幼児期は職場の同僚の温かい理解が仕事を乗り越えていくために不可欠であったと思います。
夫の海外留学に伴い一旦退職し、日本に帰国した時子どもは小学1年生でした。母親の仕事継続に関して小学1年の壁とよく言われますが、その時期は非常勤として再就職し、子どもが5年生になる時に常勤となりました。
幼児期は職場の同僚の温かい理解が仕事を乗り越えていくために不可欠であったと思います。
夫の海外留学に伴い一旦退職し、日本に帰国した時子どもは小学1年生でした。母親の仕事継続に関して小学1年の壁とよく言われますが、その時期は非常勤として再就職し、子どもが5年生になる時に常勤となりました。
子育てと仕事を両立するメリットは何でしょうか
小学校時代は特に多くの思い出に溢れています。ザリガニ釣りに連れて行き、夕暮れの公園で暗くなるまで遊んだ日々。夏、庭で放水を受けて雄叫びを上げる子どもたち。地域のサッカーチームの役員として働き、チームの子どもたちを力いっぱい応援した日々は忘れることのない宝物です。これらの子どもと過ごす時間と仕事をする時間とは、車の両輪のように生きる原動力になっていたと思います。
その他に、衣笠病院の特徴を教えてください
衣笠病院の特徴は、キリスト教の病院ということでしょう。クリスマスシーズンにはクリスマスツリーやリースなどが飾られ、キャロリングも行われます。しかし、何より心に刻まれるのは、患者さんの中に時に真のキリスト者を見出す時があることです。それは暗闇の中の一筋の光のようで、生きる道しるべを示してくれているようでもあります。
最後に就職を希望される方へのメッセージをお願いします
女性医師が働きやすい職場だと思いますので、ぜひ門戸を叩いていただければと思います。
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教育体制
職員一人ひとりの成長がグループの成長に繋がります。各施設、部署、委員会主催の学習会・研修はもちろん、グループ横断の研修・教育施策があります。